2009年12月17日

Herault



南仏のHerault渓谷 Lezignan la Cebe村で発見された
先史時代の遺跡は、157万年前のものである可能性。

動物の骨
    equides 馬科、 bovides 牛科、 cervides 鹿科,
    rhinoceronitides 犀科?
    proboscidiens 長鼻目(象の祖先)、
    canides 犬科、 mustleides イタチ科、etc

約20の道具



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2009年02月28日

黒カビ



ユネスコの世界遺産に登録されているラスコーの洞窟に、
黒カビが発生しています。
フランスの文化相クリスチーヌ・アルバネルは、
2009年2月26日と27日に、世界中から専門家を集めて、
パリでシンポジウムを行いました。
「先史時代のシスティナ礼拝堂」と言われる
ラスコーの洞窟を救うためのシンポジウムでしたが、
解決策はまだ見出されておりません。

ラスコーの洞窟は、1940年に発見されてから、
多い日には1800人もの入場者がありました。
それによって洞窟内の温度が上がり、水滴が発生しました。
1963年にマルローが洞窟の閉鎖を決定。
その後は洞窟内を観察するために、
1日5人が25分間だけ入場を許可されました。

1983年にラスコーUが造られ、
年間の入場者数は約25万人。

2000年から2001年にかけて、
ラスコー洞窟内に白カビが発生。
空調設備の導入が原因と考えられています。
2004年には黒カビが発生。
メラニンを含む黒カビは除去が難しく、
当初は薬剤などの処理によって効果がありましたが、
3年後に再び発生。

現在は科学者も洞窟に入ることができません。
洞窟内の環境をコントロールする技術者だけが、
入ることを許されています。

ラスコー△TOP

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2008年11月28日

ラスコーの洞窟

grotte 3.jpg

ラスコーの洞窟は、
この地方の他の洞窟と同じように石灰岩の洞窟です。
ただ地質的に、上を泥灰岩の層に被われているので、
比較的「乾いた」洞窟になっています。
この泥灰岩の層が水の浸透を防ぎ、
鍾乳石などの形成を妨げています。

   ∽     ∽     ∽

ラスコーは結構遠いので、
他のところと組み合せて行った方がいいと思います。
リモージュとかボルドーとかトゥルーズとか。
僕は行かなかったけど、
フォアグラとトリュフで有名なペリグー(Perigueux)は、
わりと近くて約45kmの距離です。

日本から旅行で来て、
モン・サン・ミッシェルに行くみたいに、
ラスコーだけを目指して行くと、
ちょっとガッカリするかもしれません。

僕みたいに、
『まだ行ったことがないから、ラスコーも寄ってみよう。
 どうせ寒村だろう。』とか思って行くと、
『結構よかった。クロマニョン人のこととか、もっと知りたい。』
と思うようになるかもしれません。

ラスコー△TOP

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2008年11月15日

洞窟の発見

LSC081115.JPG

1940年9月12日、
穴に落ちた犬を助けに入った少年らによって、
ラスコーの洞窟は発見されました。 
彼らの名は、
Marcel Ravidat
Jacques Marsal
Georges Agnel
Simon Coencas 
少年といっても、写真を見ると高校生くらいでしょうか。

この穴は、モンティニャック村に近い丘の上、
森の中にありました。
これより数年前、落雷によって大きな松が倒れ、
そこに開いていた穴でした。
ということは、それまでこの洞窟は土に塞がれていた
ということでしょうか。
(そういえばこの辺りは、大きな松が多かった。)

少年たちは穴に入る前に、
入口を拡げる必要があったそうですから、
それほど大きなものではなかったのでしょう。
彼らが入ったのは、
洞窟の本来の入口に体積した土の上にできた狭い穴でした。

穴を降りた少年たちは、
現在「牡牛の部屋」と呼ばれているところを探検しました。
(上の写真)
そこには、牡牛の他に赤い牝牛、黄色い馬、
黒い鹿などが描かれていました。

ガイドの説明によると、
少年たちはこの洞窟のことは秘密にしておこう、
と約束したそうですが、その約束が守られなかったために、
ラスコーの洞窟が世に知られるようになったそうです。

雷がその木に落ちなかったら、
洞窟に降りる穴は開かなかったのでしょう。
また犬がその穴に落ちなければ、
誰も気がつかないまま、
再び土に埋もれてしまったかもしれません。
このようなことを、単に偶然と呼んでいいのだろうか、
と思ったりしています。

ラスコー△TOP

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2008年09月29日

鹿

LSC-e5a.JPG

牛や馬の絵は、壁面の凹凸に合わせて、
大きく描かれていたりする。
鹿の絵は、それらに比べるとどれも小さめで、
後から余白に描き加えられたという感じだ。
作者も違うかもしれない。

牛にしても鹿にしても、
角が実際よりも大きく描かれているものが多いようだ。
狩猟をする者にとって、
それら動物の角が脅威であったということだろう。

LSC-e5b.JPG

ラスコー△TOP

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2008年09月16日

LSC-e4.jpg

ガイドは、ラスコーの絵の60%は馬の絵だと言っていました。
野生の馬というのは、
野生の牛よりも想像しやすいような気がします。
アメリカには、野生化した馬もいるみたいだし。

写真の絵は、「中国の馬」と呼ばれているようです。
僕はどちらかというと、日本の古い絵で、
鎧兜の武士と一緒に描かれている馬を連想します。
『中国にも、そういう絵があるのかな。』と思ったのですが、
ひょっとしたら唐三彩の馬から来ているのかもしれませんね。

ラスコー△TOP

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2008年09月10日

LSC-e3.JPG

ラスコーの壁画には、馬と牛が大きくたくさん描かれている。
けれど代表作は、やはり牛だろう。
なぜか牛の絵だけが、
表情を持っているように思われる。
オーロックスという既に絶滅した牛の原種らしい。
ラスコーの壁画は、約15000〜17000年前。
牛の家畜化は、約8000年前。
馬の家畜化は、約5000年前。

ラスコー△TOP

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メモ (1)


・ ラスコーの壁画 15000〜17000年前

・ ネアンデルタール人
   20万年前〜2万数千年前
   55万〜69万年前にホモサピエンスの先祖と分岐

・ クロマニョン人
   4万年前〜1万年前
   狩猟採集 農耕は知らなかった
   犬を家畜とした(?)

   ショーヴェ洞窟の壁画 3万2千年前
   フランス ローヌ・アルプ
   アルディッシュ県 (Ardeche)
   Vallon-Pont-dArc付近

・ 牛の家畜化  約8000年前
   西アジア(メソポタミア イラン高原北部)
   牛の原種 オーロックス
   ユーラシアと北アフリカに分布していたが既に絶滅

・ 馬の家畜化  約5000年前 南ロシア

・ 犬の家畜化  約12000年前 北米 中国 西南アジア
   先祖はジャッカル、オオカミ

・ 山羊・羊の家畜化  約10000年前 西南アジア

ラスコー△TOP

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2008年09月06日

人間

LSC-e2.jpg

ラスコーの壁画で人間が描かれているのは、これだけです。
当時の人間ですから、たぶんクロマニョン人だと思います。
でも、ひょっとしたらネアンデルタール人とか、
そういう可能性は無いのかな。
形がちょっと違いますね。
ガイドは、バイソンにやられたマジシャンと思われる、
とか言ってました。
当時のマジシャンだから、手品師ではないでしょう。
呪術師か占師か、そんなところかな。
近くに鳥の絵があるし、顔が鳥みたいだし、
ヘンですね。
宇宙人かもしれない。(個人的な意見ですが。)
指が4本だし。

ラスコー△TOP

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2008年09月02日

バイソン

LSC-e1.jpg

牛とは全然違いますね。
バイソンと言われれば『なるほど。』と思うけれど、
言われなければ、バイソンとは思わないかもしれない。
『新種かな。』とか『絶滅種かな。』と思うかも。

   ∽     ∽     ∽

野生のヨーロッパバイソンは、
中世以来の乱獲によって1919年に絶滅した。
動物園で飼育されていたものを増やし、
野生に戻す試みが行われている。
生息地としては、ポーランドとベラルーシの国境にまたがる
ビャウォヴィエジャの森がよく知られている。

亜種のコーカサスバイソンは、
カフカース山脈(コーカサス地方)に生息していた。
19世紀初頭、ロシア皇帝アレクサンドル1世が、
生息地を保護区に指定。
しかしロシア革命によって保護が無くなり、急速に減少。
1921年に野生種が絶滅。
1925年には動物商に飼われていた最後の1頭が死に、
コーカサスバイソンは絶滅した。
アメリカバイソンや他の亜種との交配種が残っている。

アメリカバイソンは、カナダとアメリカに生息。
19世紀には乱獲により1000頭未満に減ったが、
現在は生息地で保護され、
数十万頭まで回復したといわれる。

ラスコー△TOP

posted by Michio at 03:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ラスコーの壁画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする